Concept

新しい料理の世界感を表現する

「21世紀のフランス料理界の扉を開けた」といわれるフレンチの重鎮として名高い師ベルナール・ロワゾー。常に師へのオマージュを抱きながら、二十四節気七十二候に育まれた日本人が持つ文化的で繊細な美意識と感性を常に意識しながらフランス料理の卓越したテクニックを駆使して生み出される料理は、新たな世界を創造します。「ベルナール・ロワゾー・スィニャテュール」という名を冠することを許されたこのレストランでは、四季の自然を通して語りかけてくる素材に、様々な新しいアイディアから生まれる技術をほんの少し操ることで、山口浩の新しい世界を展開します。“唯一無二のレストラン”での時間と空間をお楽しみください。


eo(エ・オ)=「eloge de l’ ombre」(エロージュ・ドゥ・ロォーンブル)
訳:陰翳礼賛(いんえいらいさん)

オーナーシェフ Hiroshi Yamaguchi Profile

エ・オ
ベルナール・ロワゾー・スィニャテュール
オーナーシェフ 山口 浩

Hiroshi Yamaguchi

山口浩プロフィール

大阪のホテルで修行後、渡仏。パリの有名レストランを数店経て、フランス料理界の重鎮であり、21世紀の扉を開けたと絶賛される「ラ・コート・ドール(現「ルレ・ベルナール・ロワゾー」)」ベルナール・ロワゾー氏に師事する。ベルナール・ロワゾー氏のもと、フランス料理界に新風を巻き起こした『水のフレンチ』を学ぶ。その後において、「ラ・コート・ドール神戸」開業にあたり帰国し、日本人のシェフを務める。2000年よりホテルの運営会社を設立し、神戸北野ホテル総支配人・総料理長として運営全般に携わる。世界一と謳われるロワゾー氏の朝食メニューを提供することを許され、注目を集める。

フランスでの修行時代の山口浩
右:ベルナール・ロワゾー氏
左:山口浩

ベルナール・ロワゾー氏の名を冠する証
ベルナール・ロワゾー氏の奥様Dominique Loiseauのお手紙

Interior

「陰翳」をテーマに、内装にはなるべく天然の素材を用い、石・木・雨粒・葉をモチーフとしながら光と影、奥行きのある空間を演出しています。
客席からはうっすらとライトに浮かび上がる厨房を眺めることができ、落ち着いた雰囲気の中においてライブ感溢れる時間と空間の演出を考えました。